〘定〙定期接種、定められた期間内で受ける場合は原則として無料(公費)。
〘任〙任意接種、多くは有料(自己負担)。ワクチンによて公費助成があります。
*任意接種ワクチンの必要性は定期接種ワクチンと変わりません。
〘予約〙事前の予約が必要です。
〘〇〙数字は接種の回数と時期です。
・インフルエンザに対するワクチンです。
・B型肝炎に対するワクチンです。
・B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染することで発症し、慢性肝炎、肝硬変、肝臓
がんへと進行してしまう事があります。
・A型肝炎に対するワクチンです。
・A型肝炎は、A型肝炎ウイルスに感染することで発症し、慢性化することは少な
いが、稀に劇症肝炎や腎不全へと移行し重症化することがあります。
・結核に対する生ワクチンです。
・結核は、結核菌に感染することで発症する感染症であり、患者の咳などによる
飛沫感染、空気感染するので感染が広がりやすい、治療も正確に完了できなか
った場合(治療中断など)、結核菌が薬に耐性を持つことがあります。
・ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオに対する混合ワクチンです。
・ジフテリアは重症化すると神経麻痺、失明、気道が詰まっての窒息死に至る
ことがあります。
・百日咳(ひゃくにちぜき)は咳発作が続き、乳幼児がかかると激しい咳によって呼
吸困難に陥ってしまう事があります。
・破傷風(はしょうふう)は傷口から感染し、死亡率が50%新生児にいたっては80~90%と非常に高く、生存しても難聴をきたす事があります。
・ポリオは一般に小児麻痺と呼ばれることが多く、終生麻痺が残る事もあります。
・ジフテリア、破傷風に対する混合ワクチンです。
・水疱瘡(みずぼうそう)に対するワクチンです。
・日本脳炎に対するワクチンです。
・日本脳炎は蚊が媒介となって感染します。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発症
し、意識障害や麻痺を引き起こし後遺症を残すことや死に至ることもあります。
・肺炎球菌に対するワクチンです。
・肺炎球菌は、日常的に肺炎を引き起こす原因菌の中で一番多いといわれていま
す。さらに菌血症、細菌性髄膜炎になることもあり重い後遺症や死に至ることも
あります。
・ヒブ感染症(細菌性髄膜炎)に対するワクチンです。
・ヒブ感染症は初期症状が風邪の症状に似ているため、 診断と治療が遅れてし
まう場合があます。最悪の場合命を落としてしまうこともあります。
・麻疹(ましん、はしか)と風疹(ふうしん)に対するワクチンです。
・麻疹は非常に感染力が強く、また命に係わる気管支炎、肺炎、脳炎などの合併症
引き起こすこともあリます。
・風疹は妊娠初期の妊婦が感染した場合、胎児に先天性風疹症候群を引き起こす
ことがあり、三大症状として心奇形、難聴、白内障などの症状があります。
・おたふく風邪に対するワクチンです。
・ロタウイルスに対するワクチンです。